イマジネイティブ・クリエイティブ プロジェクト ~House/ハウス~ Imaginative and Creative Project

Standard

今回はグリーンヒルのブリッジクラスで行ったプロジェクトのご紹介。

このプロジェクトは今年の9月に行ったもので、私が帰国し、最初に実践したプロジェクトベースのものです。

ブリッジクラスはESPクラスへ入るための準備クラスで、ディスカッションや自分のクリエイトしたものをプレゼンテーションしてくことが多いESPクラス。このブリッジクラスでは1か月かけて1つのトピックを深く学び、それをもとに一人一人が自分でそのトピックを描く、人前で自分の創り上げたものをスピーチしていくということをやっていきます。

最初の週はブロックやLEGOを使い、「House」について何か考えていく、Houseってどんなもの?何がある?というものを子どもたちと考えていきました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERAその次の週には、「Dream House」をみんなで描きました。どんなHouseに住みたいか、どうしてそれを描くのか。こどもたちはそれぞれスケッチをしはじめ、その後ペイントした後に、自分の描いたHouseをみんなの前でプレゼンテーションをしました。勿論、聞いている子どもたちも必ず一つはその絵について質問をします。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

次の週はクレイ(紙粘土)を使って3DHouseを作りました。クレイもコーンスターチとホワイトグルー(ボンド)を混ぜてスクラッチから作りました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

またこれもどんなものを作ったか、それぞれプレゼンテーションをします。

DSC094544週目はクッキング♪ 前の週にどんな材料でHouseを作りたいか、子どもたちに聞いて、その材料をもとに子どもたちはそれぞれのHouseを作り始めました。勿論、終わった後はプレゼンテーション。その後みんなで自分の家を食べました(笑)

DSC09463

 

最後の週は、ライティングも強化ということで、トピックを題材にした絵本作り。「House」のことをよく知り自分の描いたHouseを4週にもわたって知っていったので、子どもたちはスラスラ~っとかいていっていました^^

1ブリッジeditこの後から、ブリッジクラスではこのようなスタイルで授業を行っています。まだまだ、手探りですが、一つ印象に残ったこどもの発言。

11月から新しく入ってきた小学校4年生の生徒。11月は「What is fall?」が題材で授業を行いました。「What is fall?」の私の問いかけに、他の子どもたちは「Change color of leaves」「Acorn」「Getting colder」など意見が出ました。その小学生4年生の生徒は「そーいうこと考えたことがないから分からない」と一言。 その後、秋を描くというスケッチも、他の小学低学年がさーっと描くなか、その子はどんなことが秋なのかずっと考えていたのを覚えています。その時に思ったことが、今まで9月からやっていたことたちは、このスタイルにも慣れたというものありますが、想像する、一つ一つ深く考えるということに焦点を置くことができるようになっていたんだと実感しました。私は英語の先生でもありますが、幼児教育の先生でもあります。子どもたちが、自ら物事を考え創造していく、発見していく、それを発話していく。 そういった事が自発的にどんどんできるようになっていく、そういった狙いもこの授業のスタイルの特徴でもあるかなと思います。

 

 

 

20131230-131048.jpg

Leave a comment